ヨーロッパの列車に乗車していると、国際列車が数多く走っているのに気づきます。
日本は同じ島国のイギリスとは異なり、海を隔て隣国までトンネルでつながっていたりすることもないため陸続きで国境を越える経験は日本にいる限りできないことです。
ほとんどの日本人には鉄道に乗りながら出入国をすることにあまりイメージが浮かばないかもしれません。しかし、実際にはヨーロッパでは意外と簡単に国境を越えられてしまいます。
列車で国境を通過する場合、多くの西ヨーロッパ諸国では飛行機で入国するときのような手続きはほとんどありません。パスポートを提示するだけで済んでしまうことが多く、係官が回ってこないこともしばしばあるほどです。
ただし、東ヨーロッパ諸国から西ヨーロッパ諸国に移動する場合には、パスポートチェックは比較的しっかりと行われます。日本人は東欧も含めほとんどの国で査証が免除されているので、たいていの場合は特に書類を書くこともありません。ただし、ヨーロッパ側からイギリスに入国する場合には入国カードに記載する必要があります。
また、夜行列車で国境を通過する場合、西ヨーロッパの多くのナイトトレインでは、乗車時に係官にパスポートを預けておけば手続きを代行してもらえます。ただし、ナイトトレイン以外の夜行列車では、まれに深夜であってもパスポートのチェックを行う場合がありますので、荷物の奥にしまわず身につけておくようにしてください。
※国境を越える以外でもパスポートのチェックをする場合がありますので、列車に乗車する際には常に身につけておくことをお薦めします。

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