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12月12日 ロンドンから湖水地方へ

 1212日 湖水地方へ

 ロンドンの国鉄の駅は他の都市とは比較にならないほど数多くのターミナル駅があります。スルー式の1部の駅を含めても少なくとも実に12の駅があり、それぞれの方面に列車を運行しています。
 
 

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86.14 KBその中でピーターラビットやワーズワースといったキーワードで日本人にも世界各国の旅行者にも特に人気が高いのが湖水地方方面に行く列車が出発するのがロンドン北部にあるユーストンEuston駅です。


 地下鉄のユーストン駅のほかに、Euston Square駅もあります。タクシー利用者はこの駅の地下に乗降場があります。
 駅舎はごくごくシンプルなもので、中もあまり見栄えはしません。ヨーロッパの駅としては少し拍子抜けするかもしれません。いくつものスタンド式の売店がありますが、いずれも高くて私はあまり手を出していません。
 以前この付近で試験があったときに日曜日ということもあり開いているお店がなくしかたなくこの辺りに来ましたが、非常に不愉快なほどの金額と量だったことを覚えています。

 ですのでここから乗車される方はホテルでしっかりと朝食を食べてくるのが好いでしょう。もしくは  詳しくはこの続きで。

 駅構内も意外にシンプルなつくりになっています。そんな中待っていたのはVirgin Trainsのグラスゴー行きです。イギリスも国鉄が事実上は廃止され列車は Operator と呼ばれる運行会社がそれぞれの路線、方面で列車を走らせています。
 ユーストンからのいわゆる「西海岸線」は航空会社でもおなじみのヴァージングループ傘下のオペレーターが走っています。
 他にバーミンガムへの Silver Link Metro もここユーストンを発着としていますが、ヴァージンが日本で言うところの特急タイプに対して、こちらは各駅タイプの電車がメインです。

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88.56 KBさてそのヴァージン・トレインズですが以前は電気機関車が引っ張るタイプの客車列車でしたが、現在ユーストン発着は日本の新幹線や在来線特急のような電車のタイプです。
 右手にスコットランドからの夜行列車が到着したことによって信号が切り替わったようでグラスゴー行きの電車が出発します。
 といっても早朝のため景色はほぼゼロ。時折横を走っている地下鉄Bakerlooラインの駅が見えます。

 車内は1番電車ということもあってそれほど混雑はしていません。イギリスの列車は指定が入っている場合には紙片が座席に刺さっているのですが、この電車は座席上に電光表示になっています。また、携帯電話を使える車両とそうでない車両があるためその指示に従うこととなります。
 さらには最近のテロなどを警戒してか軍の兵士も見回りを行っていました。

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100.12 KB しばらく走ると車内サービスが1等の乗客に対して行われます。これは嬉しいことに無料サービスなのです。しかもここはイギリス。有名なBreakfast Menuがフルで堪能できるのです。これであればあのユーストン駅で高くてあまり美味しくなく、量も少ない食べ物を買う必要がありません。
 紅茶やコーヒーのサービスも頻繁に廻ってきて優雅な時間を楽しめます。
 どこの国でもそうですが1等か2等で迷うのであればやはり1等を推奨します。

 電車はPrestonの辺りでほぼ降ります。残った人はそれほど多くはありません。グラスゴーまで行く人はほとんどいないでしょう。これはやはり飛行機との競争もあるのでしょう。なにしろかなり早めの予約をすればロンドン=>グラスゴーが税抜きで1ペニー=約2.5円という航空会社もあるほどです。
 それであれば鉄道会社は飛行機でカバーしきれない細かな駅の乗客をうまく取り込んでいるようです。

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98.92 KB2007年12月 ヨーロッパ 043.JPG  
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93.56 KB 電車は湖水地方の玄関口 Oxenholme Lake Districtの駅に到着しました。この駅は小さな駅ではありますが、ロンドンからウィンダミアへの直通電車がないこともあり乗り換え案内のためのスタッフが赤いヴァージンのシンボルカラーのコートに身を包んで到着の乗客の案内をしています。
 ちなみにこれだけ有名な観光地だからロンドンからの直通があってもよいのでは?と考えるところですが、このオクセンホルムからウィンダミアは非電化区間。つまり乗り入れのためにはディーゼルカーにしなくてはいけないのです。それだとやはり所要時間がかかりますし、全体的に見るとやはり非効率的なのでしょう。

 そのディーゼルカーですがロンドンから到着の場合には隣の3番線から出発します。20分ほど行くと湖水地方の入り口ウィンダミアですが、そこまでの車窓も楽しめます。湖水地方へのアプローチはやはりイギリス的な風景です。

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98.72 KB ウィンダミアに着いても目に入ってくるのは町であり、イギリス的な村ではありません。それはこの駅が高台にあり、そこから下るのは鉄道の技術では少々難儀な部分があるからです。

 その駅から湖を楽しめるボウネスまで歩いてみました。やはりシーズンオフということもあって町は閑散としていますしばらく歩いていくと左手に多くイギリス特有の宿泊施設B&Bが多数見えてきます。閑散期ではありますが、それでも満室のところも多いのですがこれはやはり部屋数の少なさも関連しているものと思われます。
 
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86.24 KB 20分ほど歩いて湖に出ます。遊覧船はこの時期も運航しているようですがピーク期と比較すると激減するのでしょう。
 

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