ミラノは首都ローマ以上に且つイタリアで最もその重要度が高い交通の要衝です。これは特に地理的な要因が大きく、ローマは国際列車の運行ももちろんありますが少し南に下る形になります。
対してミラノは南はそのローマやフィレンツェ、バーリ、ブリンディシなどといったイタリア各都市を結んでいますが、その他の方角は必ず国際区間が出てきます。つまり東はベローナ、ベネツィアといったイタリアの都市のほかに中欧のリュブリャーナやザグレブと、西はニースからフランス さらにはスペインのバルセロナにも直通列車があります。北は今私が入ってきたようにスイスそしてドイツともつながっています。
そういうこともあって駅構内は非常に広々とした造りになっていますし、外装も堂々たる白亜の宮殿のようでもあります。また、商業の中心ということもあり今まであげたイタリアの町ではあまりお目にかかれない高層ビルや高層ホテルも立ち並んでいます。
幾分無機質に映る建物ではありますが、そんなビルの横を昔ながらのトラム(一見すると昔の銀座線の車両のよう)は時代をさかのぼったような印象を受けます。
ただ、外は既に暗闇に近づいています。そのミラノ中央駅からIC Plusで港町ジェノバに向かいます。この列車種別は座席指定が必要になるため切符売り場でユーレイルパスを見せて指定を受けます。
ですが以前もドイツで1回あったのですがその指定された座席が存在していませんでした。車掌氏の「空いているところがそこにかけてよいよ」と助言の元座席を確保しますが、システムが日本ほど整備されていないので注意が必要です。
以前のドイツのときもそういえば出発30分ほど前に指定を受けた記憶があります。
この列車はイタリア/フランス国境のVentimiglia まで行くのですがジェノバまでは1等は7割くらい 2等は比較的込み合っています。
車内販売も行われていてそのワゴンに自転車のベルのようなものがついていて接近が直ぐにわかるので便利でした。
といっても車窓は真っ暗で何も楽しめません。
2時間ほどの間でいくつかの駅に停車し、速度が鈍ることもありましたが無事定刻にジェノバのピアッツァ・プリンチペ駅に到着しました。
駅前広場はずいぶんと狭く、バスの乗り場もその目の前にある道路が一方通行のため市街に行くにはやや不便です。市街に宿がある場合にはタクシーを使ってしまうのがよいかもしれません。
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