フランスのTGV東部路線はアルザスやドイツとの距離を縮めたばかりではなく、このストラスブールから南下する北スイスや東スイスとの距離を狭めました。
そこを走る路線はもう1つのアルザスのクリスマスマーケットで有名なコルマールにつながっています。一般的に見ればローカル路線ではありますが、ストラスブールとバーゼルという地方幹線に当たるため列車も短い編成ではなく、フランスの客車列車コラーユの長大編成が充当されています。
ここはフランスの田舎と言えるエリアですが意外にも畑のほかに住宅街や工場などがあって日本のような車窓が広がっています。
それでも右側には最初に入った国イギリスではなかなか見ることのできない標高の高い山々を見ることができます。
コルマールの駅は町のはずれにあり、駅を出て直ぐ見える旅行者向けの施設といえば4つ星のホテルくらいで、クリスマスマーケットや観光案内所は駅から10分ほど歩いたところにあります。
クリスマスマーケットはこの市街のいくつかの所に分散していますが、”NOEL”のサインにしたがっていけばアルザススタイルのクリスマスマーケットに行くことができます。
ただ、残念なことは駅に手荷物預かり所やコインロッカーがないため荷物を常に持っていないといけない点です。
駅に戻ってさらに南下します。Mulhouse Europe Aeroportoのサインが見えてくるとフランスとスイスの国境バーゼルが近づいてきている証拠です。
ただ、目に見える国境線はありませんし、バーゼルの駅はフランス側からスイス側の本駅に行く先に一応のパスポートコントロールの建物があるのですが、非シェンゲンへの国にいくにもかかわらず建前だけという印象です。
バーゼルからスイスに入りますが2008年はオーストリアと共催でサッカーのヨーロッパ1を決める大会欧州選手権が開催されるため、その告知をしているポスターがいろいろな所で見ることができます。
ここから国内ICでスイスの首都ベルンを目指します。
スイスはヨーロッパの地理的にほぼ中央に位置していますが、国土はそれほど大きくないことと起伏が激しい国土のため周辺の国が開発しているような高速列車は運行していません。もちろん、西からはフランスのTGV, 北からはドイツのICE, 南はイタリアのチザルピーノが乗り入れているため高速列車はかなり運行されています。特にICEは主要都市を結ぶだけではなく、ユングラウヨッホのふもとの町インターラーケンまでへも乗り入れ列車があります。
それでもオルテンからはスイスで唯一の高速新線を使って一気にスピードを上げて行きます。ただ、車窓はスイス的な草原や山々を認めることができます。
スピードを落とすと城郭都市のような雰囲気を持つベルンのホームに滑り込んでいきます。
コメントする