インターラーケンからシュピーツに戻ります。この駅はインターラーケンへの入り口となる駅ですが、前述のゴールデンパスラインの玄関口でもあり、さらにはイタリアからアルプスを越えてスイスに入りドイツに抜ける南北のヨーロッパを代表する大動脈の1つです。
実際私が列車を待っていたほんの数分の間にも長い編成の貨物列車が通過していきました。
また、インターラーケンやその上のユングフラウエリアはウィンターリゾートということもあってドイツからの高速列車ICEも乗り入れてきています。
そんなシュピーツから南スイスの玄関口ブリークを目指します。やってきた列車は2階建ての機関車が引っ張るIC。それほど込んでもないのにもかかわらず座席数は沢山あります。
発車してしばらくすると長いトンネルに入ります。このトンネルは12月9日の冬季ダイヤ移行より本格的に運用を開始した「レッチュベルクトンネル」です。前述のようにこの路線は南北を結ぶ大動脈です。ただ、スイスが山国ということもありなかなかスピードが出せないのもまた事実でした。
ですが、トンネル掘削技術の向上により長大なトンネル建設が可能になったことによってブリークとシュピーツの間にこのトンネルが完成しました。
これにより同区間は以前と比較して1時間が30分ほどになりました。
トンネルに入る直前目を凝らしていれば “Connecting Europe” の文字を見ることができるはずです。
トンネルの通過時間はおよそ11分でした。トンネルを抜けるとツェルマットへの乗換駅フィスプVispに到着します。
ただ、この11分が本当に早くなったのかは個人的には分かりません。というのもロンドン=>パリで乗ったユーロスター新線やパリ=>ストラスブールのTGV東部路線のように以前そこの区間を乗った経験があればそのときのことは覚えているのですが、あいにくこの区間はこれが初めて。残念ながら比較の文章は書くことができません。
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