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クレルモン・フェランの旅・ その2 ツノピーお勧めの旅
クレルモン・フェランの旅(Clermont-Ferran)Part-2
モン・ドールを訪問
10月3日(日)は、保養地で名高い「モン・ドール(Le Mont-Dore)」を訪問しました。駅員にモン・ドール行きの列車を聞くと、初老の駅員がフランス語で何やら教えてくれました。要領を得ないまま自分で列車を探して乗り込むと、窓の外から先ほどの駅員が私の姿を確認してくれました。私が無事に列車に乗り込んだのを確認してくれたようで、その親切さに異国の旅の心が温まりました。10時45分頃に遅れて発車した列車は、オーベルニュー高原に向かって走ります。沿線の天候は雨に変わり、途中の駅で降ろされました。終点のモン・ドール行きのはずですが、何かの都合で駅舎の外にバスが待っていました。バスは美しい谷や村を走り、終点の「Le Mon- Dore」駅に着きました。シーズンオフとあってか、壮大な白亜の駅舎には人影を見ません。遠方の雨雲から、オーベルニューの象徴である「Puy de Dome」の独特な山容が見えました。火山が侵食されて出来た「Puy」と言う円丘にロープウェイで登れるはずですが、悪天候のため登山を中止しました。道端で見つけた瀟洒なレストランに入り、フランス・ワインでランチを摂りました。付け合わせの「オーベルニュー・サラダ」が、メニューに華を添えてくれました。向かいの席の家族連れが、珍しそうに私を見ています。ここはご挨拶をと、(Japon)と言うと納得したようでした。ようやく雲が切れた山々を眺めて、14時25分に帰途に着きました。今日の夕食も、スーパーで買ったサンドイッチとバナナで済ませました。
雨雲の中から、モン・ドールの山が見えました。
素敵なレストランで、ランチを食べました。
聖地「Le Puy-en-Velay」を訪問する
10月4日(月)は、今回の旅のハイライトである聖地「Le Puy」を目ざした。フランスからスペインの大西洋岸「サン・チャゴ・コンポステラ」まで、「星の道」なる巡礼の道があります。その出発地の一つが、クレルモンの郊外にある「Le Puy-en-Velay」に始まります。朝9時37分発の列車で、クレルモンを出発しました。一路南に向かった列車は、Allier川の上流にそって走ります。列車が左の谷を登ると、右手に美しい緑の原野が開けました。11時49分に、終点も「Le Puy」に着きました。とりあえず、駅前のレストランでオムレツを食べました。鳶色の眼が印象的な美人のマダムが、応対でした。市内の中心には、丘の上に巨大なマリアがイエスを抱いた像が立っています。小道を通って、丘をゆっくり登りました。道の両側には、特産品のレース屋が並んでいました。登り詰めた頂上には、赤く塗られた高さ16メートルのマリア像が立っていました。キリストを抱いたマリア像に、私の故郷「高崎の白衣観音像」を思い出しました。このマリア像は、クリミヤ戦争で捕獲したロシア軍の大砲を200門溶かして製造したものだそうです。頂上からは、Le Puyの町並みの赤い屋根が一面に広がって見えました。丘を降りて駅前のカフェでコーヒータイムを過ごし、再び列車に乗りました。帰路は、途中の「St. Georges」で乗り換えます。ホームで待つうちに、突然の雨に襲われました。ホームの狭いシェルターに、列車を待つ乗客が避難してきました。狭いシェルターは、大勢の乗客で一杯です。気がつくと、それがみんな若い女性ばかりです。男性は、異国人でシニアの私だけです。近くに女子大でもあるのでしょうか?それにしては、お互いに無言で列車を待っています。変な集団で待つこと、30分余で列車がやってきました。今度はマルセーユ発の列車に乗って、18時41分にクレルモン駅に到着しました。相変わらずの雨の中を、ホテルに戻りました。
町の中央の丘に、巨大なマリア像が立っていました。
坂道を登って、マリア像を目ざしました。
イエスを抱いたマリア像に着くと、眼下に赤い屋根の町並みが開けました。
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